こんにちは。委員長です。
今月(2024/3)は、無意味創造委員会がボカロ(厳密にはUTAU)Pを始めて1年が経つ月になります。だから、何かそれらしいことを書き残しておこう、と思います。
私の感想としては、楽しさ半分、苦しさ半分の1年でした。ニコニコに動画を上げて、それが100再生を超えたり超えなかったりする。他のひとたちと比べれば小さな小さな数字を見ながら、一喜一憂するこの体験は、特徴的なものだったと思います。ボカコレに参加したときはどうしても周りと我々を比べてしまって悲しい気持ちになったものですが、たまに動画にコメントがついて、「うぽつ」とか「8888」とかの文字が流れていくのを見たり、動画に「いいね!」が付いたという通知が来たりすると、実際嬉しいし、有難いです。ありがとうございます。本当に。
我々はもともとボカロPになるために結成されたのではなく、結成後少しだけブログを書いたり作曲をしたりし、その後活動を休止、しばらくのちにボカロPとして活動を再開するという謎のムーブをしており、今もはっきり言って「ボカロで天下を取るぞ」みたいな熱意はありません。しかし、曲を作って→歌詞を考えて→テトさんに歌ってもらって→動画を編集する、という一連の営みは間違いなく楽しいです。さんざん聞き返した自分たちの曲にテトさんの歌声を乗せて改めて聞くとき、その曲はもう生まれ変わっていると思っちゃいます。
2年目に入って我々は何か変化するのでしょうか。解りません。変化しようと努力しているわけではありませんが、作曲のノウハウがちょっとだけ蓄積してきたことは感じます。1年分の経験値でちょっと上達しているかも。…いや、どうかしら。微妙。
我々は、応援されると嬉しいです。間違いなく。ただ一方では、誰にもバレずに活動している今の、ある種モラトリアム的な、「いつ辞めても誰にも迷惑を掛けなさそう」という無名活動者特有であろう雰囲気のおかげで楽しくやれている面もあります。だから、2年目も、あまり変わらない規模で活動したいですね。有名になるのは、我々がもっと大人の余裕を手にしてからの方がいいでしょう。変わらず、インターネットの端の方で、意味のないモノを作っていると思います。多分。